【品川・出張マッサージ】指圧の強さはどのくらいがおすすめ？

指圧の強さには法則がある

指圧の強さには、法則があります。指圧の教科書に載っている「アルントシュルツの法則」では、刺激の強度によって人間の身体に与える影響が異なると説明されています。人間の身体は弱い刺激を与えると組織の働きが活性化し、中程度の刺激を与えると組織の働きが高まります。強い刺激を与えると組織の働きが弱まり、最も強い刺激を与えると組織の働きを止めると記されています。

指圧も同じで、より強い刺激を受けた方が効いているように感じられますが、実際は強ければ強いほどよいわけではありません。中程度の心地よく感じられる刺激が、組織の働きを高めるためには有効だと考えられています。

指圧の強さによって影響が異なる

指圧の強さによって、人間の身体に与える影響が異なります。施術者はアルントシュルツの法則に従い、お客様それぞれのお悩みや身体に合わせた施術を行っています。例えば、弱めの指圧は筋肉の機能が低下している場合、筋肉を働かせるために用います。反対に強めのマッサージや指圧は筋肉が固まっている場合、筋肉の働きをゆるめるために用います。

強い刺激は身体に負担をかける可能性がある

お客様によっては、せっかく施術を受けるなら「強く揉んで欲しい」「強く押して欲しい」と強い刺激を求める方もいらっしゃいます。しかし、痛みを感じるほどの強い刺激を身体に与えると、神経や筋肉などの組織を傷つけてしまいかえって症状が悪化する場合があります。

また強い刺激を受け続けていると、今までの刺激では物足りなくなりさらに強い刺激を求めるようになってしまいます。強い刺激を与えると筋肉が破壊されて硬くなり、硬くなった筋肉を刺激するためにはさらに強い刺激が必要になります。強い刺激を与え続けなければ満足できなくなるという悪循環に陥る恐れがあります。症状によっては適度な強い刺激が必要な場合もありますので、施術時の刺激の強さはプロである施術者に任せることをおすすめします。

自分に合った強さで指圧を受けよう

人によって痛みを感じる刺激の強さは異なります。また、ストレスや体調などでも大きく変わりますので、同じ刺激の強さであっても日によって痛みを感じる場合があります。痛みを感じるほどの強い刺激は、身体だけではなく心にもストレスを与えるため、施術中に痛みを感じた場合は施術者に遠慮せず早めに「痛い」と伝えましょう。痛みをこらえて施術を受け続けても身体や心にストレスを与えてしまいますので、力加減を弱めてもらうなど自分に合った強さで施術を受けることが大切です。