タイ古式マッサージ

タイ古式マッサージの手技は、大きく分けて、指圧・揉みほぐし、ストレッチ、整体・矯正の３つに分けることができます。
タイ古式マッサージは、凝った身体（筋肉）を指圧や揉みほぐしで十分にほぐし、その緩んだ身体（筋肉）をさらにストレッチでゆっくりと伸ばし、最後に歪んだ背骨や関節を矯正するトータルな手技と考えることができます。
タイ古式マッサージでは、手のひらや指先だけではなく、肘や膝、拳や足といった体の各部も使い、すべての動作をゆっくり行うため、マッサージをする側の体への負担は比較的少なくて済みます。
さらに施術の動作そのものが適度な運動となり、受ける側と共に、ダイエットの効果が非常に高いと考えられます。
それでは、タイ古式マッサージの具体的な効果はどういったものなのでしょうか。施術を行う上での注意事項や禁忌症もあわせて紹介していきます。

タイ古式マッサージの効果

現在の日本では様々なストレスを感じながら生活を送ることを余儀なくされています。そしてそれらのストレスが原因で体の不具合や不調を訴える人たちがとても多くなってきています。
その体の不具合や不調を解決する方法として、病院に行き薬や注射で痛みや不快感などの症状を抑えて、ごまかすだけの対処治療で満足されている方もいるかもしれませんが、その体の不具合や不調を「揉みほぐしや指圧、そして整体で凝った筋肉をほぐし、脊椎や骨格の歪みを整え、鍼灸療法で生体エネルギーのバランスを整えて自然治療で根本的に治す」と考えている人も増えてきています。

タイでは、タイ伝統医学の影響で考えている人が約３０％いるといわれています。現在、日本の厚生省にあたるタイの衛生省では、タイ古式マッサージの治療効果に注目して、病院内でタイ古式マッサージを治療に応用されてきています。
そして、その結果、冷え性、頭痛、腰痛、肩凝り、生理不順、喘息、高血圧、便秘、生理痛など数十種類の症状に効果があることがわかってきました。

タイ古式マッサージを単にＲｅｌａｘ（リラックス）や気持ち良さをあじわうだけの方法として留めているのではなく、本格的な、そして根本的な治療方法として扱うことに、本気で取り組んでも良い時期にきているのではないでしょうか。
なぜならば、タイ伝統医学は少なくとも２５００年、そのルーツをたどると約５０００年の歴史が存在し、数えきれない程の人々を救ってきた経験があるからなのです。

上記を踏まえ是非、ご利用くださいませ。