おさえておきたいストレッチの知識と準備について１

東京23区内に出張マッサージを展開しているVenus Spa東京で、大人気のメニューのひとつであるストレッチ施術の知識と事前準備についてまとめてみました。

効果を得やすい実践法

心地よさ>意識
伸ばす筋肉を積極的に意識するというよりも、痛みを感じない範囲で心地よく伸びている状態を実感することが大切ですストレッチに徐々に慣れてきたら、少しずつ筋肉の伸びる範囲、関節の動く範囲を広げていき、「意識」という感覚にとらわれずに心地よく伸ばしていきます。

呼吸
血行の促進や副交感神経支配の状態(リラックス状態)をつくり出すうえでも、決して呼吸を止めないようにしてください。痛みを感じるくらいに引き伸ばそうとすると息を止めることにつながるので注意しましょう。

時間
一般的な目安は10 ~ 30秒程度といわれていますが、実際にはストレッチする筋肉の大きさによって変わってきます小さな筋肉を長時間伸ばし続けるとオーバーストレッチになって筋力を十分に発揮できなくなることもあるので、痛みや違和感を覚えない程度で30秒以内にするとよいでしょう。

適した時間帯
効果を得やすいとき、または行わないほうがよいときがありますストレッチの「ゴールデンタイム」というにふさわしいのは入浴後の筋肉が温まっている時間帯です。伸びやすく、リラックスした状態なので、“ストレッチタイムとしては最適です。一方、避けたほうがよいのは食後30分以内です。消化のために胃に集まっている血液を、ストレッチによって全身に分散させてしまうと、消化に影響する可能性が出てくるからです。

効果の持続時間
ストレッチの効果は数時間といわれています。時間をかけて筋肉の柔軟性や活性度が下がっていくことになるとはいえ、柔軟性を高めるために数時間ごとにストレッチを行うというのもせわしないものです。頻度としては1日1回風呂上がりに行う、スポーツの前後に行うというタイミングさえ覚えておけば効果は十分に得られます。

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